三菱総合研究所(3636)は、官公庁や企業向けのコンサルティング、ITソリューションを主軸とする日本屈指のシンクタンクである。
株主優待制度としては、例年9月末時点の100株以上保持する株主に対し、静嘉堂文庫美術館の招待券2枚を贈呈している。
一方で、公式の優待制度には記載されていない、いわゆる「隠れ優待」の有無に注目が集まっている。
議決権行使による謝礼の有無
多くの企業では、株主総会での議決権行使を促すために、行使した株主全員にクオカードや図書カードなどの「隠れ優待」を配布することがある。
三菱総合研究所においても、過去には議決権行使の謝礼として500円相当のクオカードが送付されていた実績がある。
しかし、近年は多くの日本企業が株主平等の方針やコスト削減を理由に、こうした議決権行使の謝礼を廃止する傾向にある。
現在の三菱総合研究所についても、一律での議決権行使謝礼は行われていないと判断するのが妥当である。
株主アンケートへの回答に伴う特典
三菱総合研究所では、株主通信の送付とともに、株主アンケートを実施することがある。
このアンケートに回答した株主の中から、抽選で謝礼品が贈呈されるケースが確認されている。
謝礼の内容は時期によって異なるが、一般的にはクオカードなどの金券類が中心である。
全員配布ではないため「隠れ優待」としての確実性は低いものの、回答することで得られる可能性のある特典といえる。
三菱総合研究所の株主還元に対する姿勢
同社は配当性向を重視しており、利益還元は主に配当金を通じて行う方針を掲げている。
シンクタンクという業態から、不特定多数に自社製品を配るような形式の優待は馴染みにくい側面がある。
現状、公式優待である美術館招待券以外の特典は限定的であり、あくまでアンケート回答時の抽選特典を期待する程度に留めるべきである。
投資判断に際しては、隠れ優待の有無よりも、コンサルティング事業の成長性や配当利回りに着目するのが賢明である。
三菱総合研究所の隠れ優待に関する口コミ
「議決権を行使したが、特に謝礼のクオカードなどは届かなかった。最近は廃止している企業が多いので仕方ないかもしれない」
「株主アンケートに答えたら、後日抽選に当選したようでクオカードが送られてきた。意外なサプライズで嬉しかった」
「隠れ優待を期待して保有しているわけではないが、アンケート企画があるときは欠かさず回答するようにしている」
「公式の美術館招待券は非常に価値が高いと感じているが、それ以外の目に見える特典は今のところ確認できていない」
「以前は議決権行使で図書カードがもらえた記憶があるが、ここ数年は何も届いていないので終了してしまったのだろう」